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ショート動画制作の費用と依頼先【2026年版】|相場・選び方とAI動画という選択肢
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「ショート動画を会社で始めたいが、社内に作れる人がいない。外注するといくらかかるのか、どこに頼めばいいのか分からない」。商品のSNS発信を考えている会社の担当者から、こうしたご相談をいただきます。
調べてみると、1本数千円という募集もあれば、1本30万円という見積もりもあります。同じ「ショート動画制作」なのに、桁が違うほどの開きがあります。
結論から言うと、金額の差は品質の差だけではなく、頼む範囲(編集だけか、企画から撮影までか)と、本数、修正の回数でほぼ説明がつきます。この記事では、依頼先別の費用相場を1本あたりに揃えて整理し、依頼先の選び方と見積もりの読み方をまとめました。
あわせて、ここ数年で現実的になった「AI動画で作るショート動画」の費用と向き不向きも、実測にもとづいてお伝えします。合同会社サモテクは名古屋でAI活用を支援する会社で、AI動画制作を事業の1つとして運営しています。東京の製品企画会社から、アパレル商品のSNS向けショート動画を6本まとめて受けた経験があり、その制作時間も記録しています。
読み終えるころには、自社のショート動画をいくらで、どこに頼めばよいかを判断できる状態になります。
実際に作った動画はサンプル集で、料金と制作の流れはAI動画制作のサービスページでご覧いただけます。
ショート動画制作の費用相場【依頼先別・1本あたり】

ショート動画制作とは、TikTok・Instagramリール・YouTubeショートなど、縦型で数十秒から1分ほどの動画を、企画・撮影・編集のいずれかまたは全部を外部に頼んで作ることです。
相場は、頼む範囲で大きく変わります。公開されている複数の解説記事(2026年5月公開)をもとに整理すると、1本あたりの目安は次のとおりです。
| 頼む範囲・依頼先 | 1本あたりの目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 編集のみ(フリーランス) | 3,000〜1万5,000円 | 素材は自社で撮影して渡す。企画は発注側が考える |
| 企画・構成から(フリーランス) | 7,000〜3万円 | 個人のスキル差が大きい |
| 撮影込み(制作会社・フリーランス) | 2万〜15万円 | 出典で幅が割れる。solezoreは2万〜5万円、noteは5万〜15万円。撮影スタッフや機材の費用が入る |
| キャスト手配や広告運用まで一括(制作会社) | 10万〜15万円超 | キャスト手配や広告配信まで含む |
| 運用代行会社 | 月5万〜60万円 | 動画制作に加え、投稿や分析まで任せる月額型。出典で幅が割れる(noteは月5万〜30万円、solezoreは企画から投稿まで月30万〜60万円) |
| 広告代理店 | 10万〜50万円超 | ブランディングや大規模な認知拡大向け |
※ 出典:ショート動画制作の相場を依頼先別に比較(note・2026年5月25日)、ショート動画の制作・編集の単価相場(solezore・2026年5月18日)、ショート動画の単価相場(0120.co.jp・2026年5月8日)。いずれも2026年10月5日に内容を確認しました。会社や条件によって異なるため、目安としてご覧ください。
0120.co.jpの解説では、30秒の動画で、フリーランスが2万〜5万円、制作会社が10万〜25万円、月額契約なら1本あたり3万〜5万円とされています。月額契約のように本数をまとめると、1本あたりの単価は下がります。
総額ではなく「1本あたり」に割り戻して比べる
見積もりを比べるときに、最初にやってほしいのは1本あたりへの割り戻しです。solezoreの解説に、分かりやすい例があります。
- 月15万円の見積もり:月4本・撮影なし・修正1回まで → 1本あたり3万7,500円
- 月60万円の見積もり:月16本・撮影込み・修正3回まで → 1本あたり3万7,500円
総額だけ見ると4倍の差ですが、1本に割り戻すと同じ単価です。「安いほうを選んだつもりが、単価は同じだった」ということは珍しくありません。見積もりを受け取ったら、総額、本数、撮影の有無、修正回数の4つを書き出して比べてください。
ショート動画の費用を左右する4つの要因

同じ「15秒の動画」でも、金額が変わる要因は主に4つです。
- 尺の長さ:15秒、30秒、60秒と長くなるほどカット数が増え、単価が上がります。ただし料金が尺に比例するとは限りません
- 撮影の有無:撮影があると、撮影スタッフ・機材・出演者・場所の手配が費用に入ります。素材を自社で用意して編集だけ頼めば、大きく下がります
- 修正の回数:1回までが一般的で、2回目以降は追加料金という会社が多いです。修正の回数が無制限と書かれている場合は、その分が単価に乗っています
- 本数:まとめて頼むほど1本あたりは下がります。一方、1本ずつ頼む単発は割高になりやすくなります
ここにもう1つ、縦型・横型のどちらで納品するかがあります。ショート動画は縦型(9:16)が基本ですが、同じ動画をホームページや広告で横型でも使いたい場合は、最初に伝えておきましょう。後から追加するときは、別の見積もりになる場合があります。
ショート動画制作の依頼先は4タイプ|向いている会社の違い

依頼先は、大きく4つのタイプに分かれます。選ぶ基準は価格ではなく、自社に何が足りないかです。
| 依頼先 | こんな会社に向く | 注意点 |
|---|---|---|
| フリーランス・クラウドソーシング | 台本と素材が手元にあり、編集だけ頼みたい | 企画は自社で持つ前提が多い。スキルと対応のばらつきが大きい |
| 制作会社 | 企画から撮影、編集まで一式で任せたい | 撮影込みだと1本あたりが高くなる |
| SNS運用代行会社 | 動画だけでなく、投稿や分析まで続けて任せたい | 月額が高めで、契約期間や解約の条件を確認する必要がある |
| AI動画の制作会社 | 商品写真や既存素材から、撮影なしで短期間に本数を作りたい | 実写の空気感が必要な動画には向かない場合がある |
制作会社に頼むときの確認ポイント
「ショート動画 制作会社」で探すと、比較記事だけでも多くの会社が出てきます。比較するときは、次の4点を確認してください。
- 自社と近い業種・目的の制作実績があるか:採用、商品紹介、店舗集客など、目的で得意分野が分かれます
- 企画の提案があるか:編集だけでなく、何を伝えるかから一緒に考えてくれるか
- 見積もりに含まれる範囲が明記されているか:台本、BGM、字幕、修正回数、納品形式
- 納期と、修正のやり取りの方法:1本目の納品までの日数と、修正の依頼方法
費用を抑える方法と、見積もりの危険信号

費用を抑える3つの方法
- 素材は自社で用意し、編集だけ頼む:撮影を自社で行うと、撮影費がかかりません。商品写真が手元にあるなら、AI動画のように写真から作る方法もあります
- 本数をまとめて頼む:月額契約のように、まとめるほど1本あたりは下がります
- 事前のすり合わせで修正を減らす:修正が増える原因は、依頼の段階で内容が決まっていないことです。台本や構成を先に確認すれば、修正は表現の調整で済みます。当社が複数本を受けるとき、1本目でテイストを固めるのも同じ理由です。なお、修正は1回までが一般的で、2回目以降は1回5,000円前後の追加という例があります(solezore)
安すぎる見積もり・高すぎる見積もり
solezoreの解説をもとに、両端の特徴を整理します。
| 起きやすいこと | |
|---|---|
| 相場より極端に安い | 構成の作成や台本の確認が省かれ、伝えたい要点が抜けたまま公開される。修正がなく、納品後の連絡が取りづらいことも |
| 相場より極端に高い | 複数の会社を経由する中間マージンが乗っている。報告書は厚いが、次に何を変えるかが書かれていない。商品の理解が浅く、テンプレートを当てはめるだけになっている |
見分け方は、見積書の工程が分かれているかを見ることです。「一式」とまとめられていたら、中身を聞いてください。
媒体別の作り分けと、契約前の確認
同じ縦型動画でも、TikTok・Instagramリール・YouTubeショートに出すとき、書き出しの形式を変えるだけなら追加費用は小さくなります。一方、媒体ごとに冒頭や尺を作り分けると、別のカットの制作費がかかります(solezore)。
契約前には、次の点も決めておきます。
- 撮影した素材の元データを引き渡してもらえるか(完成品だけでは、あとから編集し直せません)
- 出演者の二次利用の範囲(投稿だけの契約だと、同じ動画を広告に出せない場合があります)
- アカウントの名義(制作会社の名義で開設すると、契約終了時にフォロワーごと失う恐れがあります)
- アカウントが凍結されたときの対応
AI動画の場合は、元素材に加えて、使ったツールと商用利用の条件も確認してください。
AI動画でショート動画を作るという選択肢

ここからは、当社が日々運用している「AI動画」の話です。AI動画とは、画像生成AIや動画生成AIで映像を作り、人が編集して仕上げる動画のことです。撮影をしないため、撮影スタッフや出演者の手配が要りません。
向いているもの、向いていないもの
AI動画のショートが向いているのは、次のようなケースです。
- 商品写真や既存の素材が手元にあり、それを動かして見せたい
- 毎月数本から数十本、商品別・季節別に動画が必要
- 撮影の日程調整や、出演者の手配を避けたい
- 現実には撮れないイメージ映像を作りたい
反対に、人の顔の大写しや、複数人の会話、現場の空気感を伝えたい動画は、AIの苦手な領域です。人物の実写が必要な場合は、実写の素材をAIで加工する方法もあります。当社では、実写×AI加工を1本5.5万円〜でお受けしています。
実例:アパレルのショート動画6本を、東京の会社から受けた話
東京にある製品企画・デザインの会社から、アパレル商品のSNS向けショート動画(20秒)を6本、というご相談をいただきました。サモテクのホームページのお問い合わせフォームから届いたご相談です。
進め方は次のとおりです。
- 撮影は不要で、商品写真や既存の素材をお預かりして制作する
- まず1本目を約1週間で仕上げ、テイスト(雰囲気や見せ方)を確認していただく
- 方向性が決まってから残りを制作し、6本すべてで2〜3週間
- 修正は各本2回まで
この案件では、1本あたりの制作時間も記録しました。実測で4〜5時間です。制作そのものにかかった時間で、打ち合わせや請求の時間は含みません。
最初のご依頼は継続前提の価格でお受けしましたが、この実測をもとに、新規のショート動画(15〜30秒)は1本5.5万円(税込)からとしています。「AIだから数千円」とはならないのは、工程の大半が、人が判断する時間だからです。
なぜ数千円の編集代行と違うのか
編集のみの3,000〜1万5,000円は、素材が用意されている前提の価格です。AI動画では、素材そのものを作るところから始まります。
- 何を、どの順番で見せるかを決める(企画・構成)
- 1つのカットにつき複数の候補を生成し、最も良いものを選ぶ
- 商品の形や色が崩れていないか、手や文字が壊れていないかを確認する
- 静止画を動画にし、ナレーション、字幕、BGMを重ねる
この「生成と選別と確認」の時間が、AI動画の費用の中心です。ツール代は費用の一部にすぎません。ツール別の月額料金は、AI動画制作の費用相場で詳しく整理しています。
サモテクのAI動画制作の料金(2026年10月時点・税込)

当社の料金を、そのまま開示します。
| 種類 | 尺の目安 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| ショート動画 | 15〜30秒 | 5.5万円〜 |
| 商品・サービス紹介動画 | 30秒〜1分 | 19.8万円〜 |
| 採用・会社紹介動画 | 2〜3分 | 33万円〜 |
| 実写×AI加工 | — | 5.5万円〜 |
ショート動画の5.5万円には、企画構成のサポート、字幕、AIナレーションが含まれ、修正は2回までです。
続けてご依頼いただく会社には、月額プランもご用意しています。本数と内容に応じて、都度お見積りします。毎月のSNS投稿用に動画が必要な場合は、単発でお申し込みいただくより、月額プランのほうが運用しやすくなります。
お受けするときの進め方は、次のとおりです。
- お支払いは前払いです
- まず1本目でテイストを確認していただきます
- 使ったAIツールの名前と、素材の出所を納品時にご報告します
- 実績としての掲載は、ご依頼ごとに確認します
実際の仕上がりは、サンプル集でご覧いただけます。詳しい内容はAI動画制作のサービスページをご確認ください。
発注前に決めておく5項目

どの依頼先に頼む場合でも、次の5つが決まっていると、見積もりが早く正確に出ます。まだ固まっていない部分があっても、分かる範囲で構いません。
- 使う場所:TikTok、Instagramリール、YouTubeショート、ホームページ、広告のどれか
- 尺と本数:15秒か30秒か。1本だけか、何本か。継続するか
- 縦型・横型:縦型のみか、横型も必要か
- 渡せる素材:商品写真、ロゴ、既存の動画、台本案があるか
- 目的:認知、集客、採用、商品の販売のどれを優先するか
あわせて、見積もりを受け取ったら、次の質問を確認してください。
- 修正は何回まで含まれていますか。追加は1回いくらですか
- 台本、BGM、字幕、ナレーションは含まれていますか
- 納品形式(縦型・横型・ファイル形式)は何ですか
- 作った動画の権利は、納品後どちらにありますか
- AIで作る場合、使ったツールと商用利用の条件を教えてもらえますか
依頼から納品までの流れ(AI動画の場合)

当社の標準的な流れは、次のとおりです。
- お問い合わせ:使う場所、尺、本数、縦型・横型の希望、納期をお知らせください
- お見積り:内容に応じて、金額と納期をご提示します
- 素材のお預かり:商品写真やロゴなどをお送りいただきます
- 1本目の制作・テイスト確認:約1週間を目安に仕上げ、雰囲気や見せ方を確認していただきます
- 修正・残りの制作:確認いただいた方向性で、残りの本数を制作します
- 納品:使ったツールと素材の出所を、あわせてご報告します
複数本の場合は、1本目でテイストを固めることで、あとの修正のやり取りが大きく減ります。
よくある質問
Q1. ショート動画の制作費用の相場はいくらですか?
編集のみなら1本3,000〜1万5,000円、企画や撮影から頼むと、フリーランスで7,000〜3万円、撮影込みで2万〜15万円と幅があります(2026年5月公開の複数の解説記事より)。月額契約のように本数をまとめると、1本あたりは下がります。
Q2. 1本5,000円の依頼先でも大丈夫ですか?
素材と台本が用意でき、編集だけを頼むなら十分に成り立つ価格です。企画や構成から任せたい場合は、含まれている範囲を必ず確認してください。
Q3. 縦型動画の制作だけ頼むと、料金は変わりますか?
縦型か横型かは見積もりの条件の1つなので、最初に伝えてください。横型で作った動画をあとから縦型にも直したい場合は、別の見積もりになる場合があるので確認してください。
Q4. ショート動画の制作会社は、どう選べばよいですか?
自社と近い業種・目的の実績があること、企画の提案があること、見積もりの範囲が明記されていること、修正の方法が明確なこと、の4点で比べてください。
Q5. AI動画のショートは、実写より安いのですか?
撮影スタッフや出演者の手配が要らない分、撮影込みの制作より抑えられる場合が多いです。ただし、編集のみの数千円とは性質が違います。素材を作る時間が、費用の中心だからです。
Q6. AIで作った動画は、商用利用できますか?
使うツールとプランの規約によって異なります。当社では、使ったツール名を納品時にご報告しています。依頼先を選ぶときも、商用利用の条件を確認してください。
Q7. 少ない本数でも頼めますか?
はい、1本からお受けしています。毎月続けてお使いになる場合は、月額プランのほうが運用しやすくなります。
まとめ|頼む範囲と本数を決めて、1本あたりで比べる
要点を整理します。
- ショート動画の相場は、編集のみで1本3,000〜1万5,000円、企画・撮影から頼むと2万〜15万円と幅がある
- 金額の差は、頼む範囲・撮影の有無・修正回数・本数で説明がつく。総額ではなく1本あたりで比べる
- 依頼先は、自社に足りないもの(企画か、撮影か、運用か)で選ぶ
- 商品写真や既存の素材から本数を作りたいなら、AI動画も有力な選択肢。当社のショート動画は1本5.5万円(税込)から
- 発注前に、使う場所・尺と本数・縦型か横型か・渡せる素材・目的の5項目を決める
まずは、動画にしたい商品を1つ思い浮かべてください。使う場所と本数が決まっていれば、すぐにお見積りの話ができます。AI動画が合うのか、実写にすべきかという段階からのご相談も歓迎します。
実際に作った動画はサンプル集で、料金と制作の流れはAI動画制作のサービスページでご覧いただけます。
参考にした資料(他社の相場は2026年10月5日、サモテクの料金は10月1日時点で確認)
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